近代セールス連載 第6回

「近代セールス」10月15日号にて、連載企画『若手の離職防止とエンゲージメント実践法』の第6回原稿を執筆しました。


今回のテーマは「若手のメンタルヘルス対策」。


社会人として成長していく上で欠かせない、“マイナスをプラスに変える力”について取り上げています。

■ 「よかったね発想」で思考を切り替える

社会に出ると、理不尽なことや思い通りにいかないことは必ず起こります。
それを避けることはできませんが、「どう受け止めるか」は自分で選べます。
成長する人の共通点は、どんな出来事にも“プラスの意味”を見つけられること。

その第一歩が「よかったね発想」です。
どんなに嫌なことがあっても、まず「よかったね」と口にしてみる。
そしてその後、「何がよかったのか?」を考えるのです。

たとえば、

  • 上司に注意された → 「よかったね。成長のチャンスをもらえた」
  • 失敗した → 「よかったね。次の改善点が見つかった」
  • 計画が崩れた → 「よかったね。対応力を試す場になった」

「よかったね」と言葉にするだけで、脳が自動的にポジティブな理由を探し始めます。
この習慣こそが、ストレスをためない“心の筋トレ”です。

■ 「反射的ポジティブ」が職場の空気を変える

ポイントは、「内容より反射」です。
つい落ち込んでしまう前に、まず“よかったね”を言ってみる。


この反射的ポジティブが、メンタルを守るだけでなく、職場全体の雰囲気を明るくします。

若手社員がネガティブな出来事を前向きに受け止められるようになると、
上司とのコミュニケーションもスムーズになり、離職防止にもつながります。

■ 企業研修で「プラス思考」を育てる

私が行う企業研修では、こうした「マイナスをプラスに変換する思考法」を
ワークを交えながら実践的に学ぶプログラムを提供しています。

メンタル不調が増える時代だからこそ、
“落ち込まない力”を育てることが、これからの人材育成に欠かせません。

職場の空気を前向きに変えたい、若手社員のストレス耐性を高めたい企業様は、
ぜひ「プラス思考を活用したメンタルヘルス研修」をご検討ください。

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